「クラウド型」という言葉もここ最近でよく聞くようになりました。gmailやYahoo!メールもクラウドサービスの一つですね。
医療業界も「オンライン化・DX(デジタルトランスフォーメーション)化」が進んでいます。
2020年9月施行の改正薬機法では、オンライン服薬指導や服用期間中の患者フォロー等、ますます薬局に求められる役割は大きくなっています。
なぜオンライン化・DX化に対応していくべきなのでしょうか。
オンライン化・DX化の背景
そもそもオンライン化・DX化の背景には地理的要因が大きくかかわっています。
従来の薬局は近くのクリニックの処方を主に扱う、いわゆる「門前薬局」が主流でしたが、
現在は様々なクリニックからの処方を扱う、「面」で受ける調剤薬局が求められています。
これは患者さんが自分に適した薬局を選べる環境づくりが求められているからです。
また高齢化社会の進展で、これまで毎日のように薬局に足を運んでいた、高齢層の移動の軽減が必要とされていることも理由の一つです。
薬局さんのオンライン化・DX化の現状
ただ実際に、ITツールを導入しようとすると、現場には様々な壁が存在しますよね。
「新しいものがどんどん出てきて使い方わからないよ、、」
「PC全然得意じゃなくて、、」
など新しいツールへの不安や現場のITリテラシーから導入をあきらめた経験もあるのではないでしょうか?
薬局さんのオンライン化・DX化の今後
確かに忙しい薬局業務の中で新しいことを導入するのは大変です。
覚えなければいけないことも多いですよね。
ただオンライン化・DX化は今後もより求められていくと思います。
オンライン服薬指導や服用期間中の患者フォローもこれから盛んになっていくでしょう。
例えば子育てをしている母親や、IT機器に慣れている、いわゆる「デジタルネイティブ」世代の継続的なフォロー患者様が、「家にいながら、服薬指導や薬がもらえたら」と必要性を感じるかもしれません。
今は使いやすいITツールがたくさんあります。
パソコンや携帯電話が世の中に浸透したように、医療業界のオンライン化・DX化も近い将来、当たり前になるかもしれません。