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電子薬歴

電子薬歴とその周辺領域に関する情報をコラム形式で更新しています。 日々の薬局業務のご参考になれば幸いです。

電子薬歴比較ランキング&おすすめマッチング

零売薬局って?処方箋が無くても薬を販売できる薬局とは

処方箋を持たない患者さまから、「以前の薬と同じものが欲しい」という相談を受けたことはありませんか? 「前回と同じ薬なのに、診療を受けて処方箋をもらって薬局で…」といちいち待ち時間が発生してしまうことに煩わしさを覚える患者さんもいらっしゃいます。 安全面から、ほとんどの場合、ドクターの処方箋なしで薬を販売することは禁止されています。 医薬分業の視点からも、より専門的な知識を持って患者さんの健康・安全を守ることが最も大切ですからね。 しかし、一部の薬に関しては処方箋なしで販売できるものがあり、これらを主に扱う薬局を「零売薬局」といいます。 今回は、「零売薬局」の特徴と現状について、解説します。 零売薬局とは? 零売薬局とは処方箋を持たない患者さんに対して、医薬品販売を行う薬局を指します。 OTC販売や処方箋を基にした調剤とは区別され、病院の薬で言えば約7,300種類の薬が処方箋なしでも販売できます。 使用経験が豊富なものや副作用リスクが少ないものなど、比較的安全性が高いものがこれにあたります。 2005年に制度として認められた新しい薬局です。 零売薬局はどんな人が使っているの? 零売薬局は […]

この薬局、知っていますか?ユニークな取り組みの薬局5選!

薬局も次代への生き残りをかけねばならない、『調剤薬局戦国時代』とも言える現在。 在宅に力を入れてみたり、オンライン服薬指導を実施してみたり、すでに様々な取り組みをしている薬局もあるかと思います。 逆に、「何から初めていいかわからない」「他の薬局は何をやっているんだろう」と気になっている方もいるかもしれません。 一般的な生き残り策としては、「クラウド型のシステムを導入する」「在宅を強化する」「かかりつけに注力する」ということが言われがちですが、それ以外にも面白い取り組みをしている薬局は多数あります。 今回は、5つの薬局が実際に行っている、一風変わった面白い取り組みを紹介します。 「こんなアイデアがあるのか」「こういう面白い発想もあるんだな」など、参考になれば幸いです。 温泉施設と併設の薬局 鹿児島県のはなゆの薬局では温泉施設と併設している薬局です。 代表の中山さんが温泉ソムリエの資格を開局時取得していた縁から、温泉施設の前に薬局を構えました。 集中率は44%と、半分以上の患者さんが門前以外のクリニックから。 絶大な支持がうかがえます。 SNSの発信に力を入れたり、健康教室を行ったりして、 […]

オンライン薬局ってなに?オンライン化がもたらす薬剤師の働き方改革

世界的な感染症被害の拡大を受けて、リモートワークや時短勤務を実施する企業が増えてきました。 しかし、薬局で働く方はエッセンシャルワーカーであり、ほとんどが現場仕事です。 リモートワークをしたくてもできない現状がありますよね。 そんな中、最近ではオンライン薬局と呼ばれるものが出てきています。 こうした取り組みが進めば薬剤師さんの働き方も柔軟になるかもしれません。 今回はそんなオンライン薬局と薬剤師さんの働き方について解説します。 オンライン薬局とは オンライン薬局とはインターネット上で医薬品が購入できるサービスです。 仕事や子育て、家事で時間が取れない患者さんが病院や薬局に行かずに薬をもらえるので、今後更に広まっていくと考えられます。 実際に薬局経営をしながらインターネット上で薬の販売を行っている薬局もあります。 オンライン薬局で買える医薬品の種類 オンライン薬局では「一般用医薬品」と言われる「市販薬」のみが購入可能です。 よく「OTC薬」と呼ばれているものですね。 つまり、現状では、オンライン薬局で購入できるのは、「ドラッグストアなどにある薬」ということになります。 昨今、アメリカでは […]

薬剤師さん必見!おすすめ勉強サイト7選!

「薬剤師」の仕事は覚えることも多いし、求められる知識も多様なことから日々の勉強は欠かせませんよね。 書籍で勉強することはもちろん必要なのですが、通勤の時間や休憩の時間を効率的に使いたいという薬剤師さんも多いかと思います。 今回はそんなスキマ時間に使える「おすすめの無料勉強サイト」を7つ紹介します。 m3.com 医師・薬剤師さんの情報サイトで薬剤師さんの2人に1人が登録していると言われています。 医療系のニュースが主な配信内容で、医薬品情報・業界情報など幅広い情報にアクセスすることができるので業界の動向はここをチェックすればだいたい網羅できます。 「薬剤師クイズ」というコラムもあるのでスキマ時間で勉強するのにぴったりです。 「とりあえず登録しておく」でも間違いないサイトです。 DIオンライン 薬剤師さんの必読誌、「日経DI」のサイトです。 普段忙しい薬局業務に繁忙されていると、厚生労働省からの大切なお知らせなどを見落としてしまうことはありませんか? DIオンラインはそういった行政情報も解説してくれているので薬局に通知が来る前に情報を知ることができます。 当サイトで解説している電子薬歴の […]

オンライン服薬指導もできる電子薬歴4選!今、これが大事!

オンライン服薬指導の解禁を受けて、実際にオンライン服薬指導を行っている薬局も多数あるかと思います。 ただ、一方で、「何から始めたらいいかわからない」「周りにやっている薬剤師がいなくて不安」「スムーズに使えるか心配」という悩みを持っている薬剤師さんもいると思います。 今回は、オンライン服薬指導がセットで使える電子薬歴を紹介します。 すでに電子薬歴を使っている方も、新しく電子薬歴を検討している場合は、オンライン服薬指導の機能がついている電子薬歴を検討してみてもいいかもしれませんね。 オンライン服薬指導とは オンライン服薬指導とは、テレビ電話などを用いて、服薬指導を実施することです。 従来は原則として、対面での服薬指導が義務付けられていたので、患者さんは薬局に足を運んだり、逆に薬剤師が患者さんの家まで足を運ぶことが主流でした。 オンライン服薬指導の解禁で、患者・薬剤師双方の負担軽減が期待されます。 参考:オンライン服薬指導をわかりやすく捉えよう! オンライン服薬指導は電子薬歴と連携するものがおすすめ! 電子薬歴とオンライン服薬指導がセットで使えることは、重要なポイントです。 例えば、薬歴を見 […]

レセコンと電子薬歴はセット?分離型?それぞれのメリット・デメリット

調剤薬局で働く皆さんは、普段使っている電子薬歴がどこのメーカーのものか知っていますか。 有名なところでいけば、EMシステムズの「Recepty NEXT」やPHCの「Pharnes」シリーズあたりでしょうか。 日立の「Pharma-SEED」を使っている薬局も多いかと思います。 上記の電子薬歴はいわゆる「一体型」「オンプレミス型」と呼ばれるものです。 当然、レセコンと電子薬歴を同じメーカーでそろえて使っていますよね。 しかし、最近は、薬歴専門メーカーが出す「分離型」「クラウド型」の電子薬歴が多数出てきています。 実際にレセコンと電子薬歴を別メーカーにしているという薬局の存在を、皆さんも耳にされているのではないでしょうか。 単純に考えると、同じメーカーでそろえた方がサポートも受けやすいし費用も安く済むと思いますよね。 ですが、なぜ、レセコンと電子薬歴を別々のメーカーにするのでしょう。 今回はレセコンと電子薬歴を別のメーカーにするメリット・デメリットを解説します。 一体型(オンプレミス型)メーカーの特徴 一体型メーカーでは、電子薬歴よりレセコンが主な製品です。 そのため、基本的にレセコンと […]

電子薬歴から見る!薬学生さんに選ばれる薬局

薬剤師の数が増え、「供給過多になっている」と言われています。 薬局の経営者の皆さんは毎年増える求職者の採用に頭を悩ませますよね。 最近の薬学生さんは、薬の知識を豊富に勉強されていて心強いです。 しかし、それとは別に、薬歴の書き方などの実務は働いていく中で、地道に覚えてもらわなければいけません。 「チーム医療に関わりたい」「患者さんとのコミュニケーションを大事にしたい」「生まれ育った地域で医療に貢献したい」……。 薬学生さんの言葉はさまざまです。 今回は薬学生さんからよく聞く志望動機を切り口に、その薬局にぴったりな薬歴を紹介していきます。 「患者さんと深くかかわりたい」 この志望動機はよく聞くものですね。 個人宅への訪問調剤は、施設に比べて一人の患者さんと長く関わることができます。 企業説明会や合同説明会などでも、訪問の「個人宅」「施設」の割合を聞かれることも多いかと思います。 また、かかりつけ薬局として実績があったり、薬剤師がかかりつけに積極的な薬局は、この点で有利です。 「患者さんと深くかかわりたい」という熱意を持った薬学生さんから、とても魅力的に映ることでしょう。 個人宅への訪問や […]

調剤薬局がなくなる?生き残りをかけておさえる考え方とは?

最近「調剤薬局・薬剤師が必要なくなるかもしれない」「私の働いている薬局は大丈夫なのか」という話を聞く機会も多くなってきました。 感染症拡大の影響も相まって、今後の調剤薬局の行く末に、不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 2020年内には、世界の大企業Amazonが処方箋医薬品の注文を受け付ける「Amazon薬局」のサービスをアメリカで開始しましたね。 他にも、「AI技術の発達」「薬剤師数の増加」「薬機法改正」など調剤薬局を取り巻く環境は日々変化しています。 「将来私の仕事はないかもしれない」という漠然とした不安と向き合い、且つ、今後の時代の変化にどのように対応していけば良いのか。 今回は、そこを考察していきます。 調剤薬局・薬剤師が必要なくなると言われる背景 まず、結論から言うと、調剤薬局・薬剤師が必要でなくなることはないと考えられます。 高度な薬学の専門性から総合的に患者さんの健康を考えることは機械で代替するのは難しいでしょう。 また、患者さんの中には、薬局で薬をもらうついでに誰かと話したいという人も少なくありません。 ただ、時代の流れとして、調剤薬局・薬剤師の数が […]

調剤薬局でよく使われるレセコンをじっくり比較!

調剤薬局を運営するうえで欠かせないのが「レセコン(レセプトコンピューター)」。 毎日使用するものですので、レセコンも自分に合ったものを使いたいですよね。 ただ、実際にレセコンメーカーを調べてみると、多数のレセコンメーカーがあるので迷ってしまいます。 今回はその中でも、調剤薬局で良く採用されている5つのレセコンを比較します。 レセコンとは? そもそも、レセコンとは、レセプト(診療報酬明細書)を作成するためのコンピューターのことを指します。 略して、「レセコン」と呼ばれることが非常に多いです。 むしろ、「レセコン」と呼ぶ方が、医薬業界内の意思疎通では間違いがないかもしれません。 最近は、機能の更新が目覚ましく、レセコンによっては、頻回に使う薬と処置をセットにして登録しておくこともできます。 そうすると、かなり作業が短縮され、通常の調剤薬局業務より圧倒的に少ない手順で内容の入力ができてしまいます。 レセコンの機能 レセコンの基本的な機能としては下記の機能が挙げられます。 ・患者さんの受付 ・処方の入力 ・お会計 ・レセプト作成 ・レセプト請求 最近のレセコンはこうした基本機能は標準で搭載され […]

電子薬歴と価格!選び方とあわせてザックリ解説!

電子薬歴を選ぶ際に切っても切り離せない問題が「価格」。 いくら安くても数十万は必要になる買い物です。 また、数か月で簡単に変更するようなシステムでもありません。 だからこそ、出来るだけいいものを出来るだけ安く揃えたいですよね。 そこで、今回は、電子薬歴を検討している薬局のパターンごとに、おすすめの電子薬歴を紹介します。 電子薬歴の種類 電子薬歴と一口で言っても様々なメーカーがあります。 iPadで簡単に薬歴作成が出来るもの、訪問の機能が充実しているものなど、そもそも、電子薬歴を検討するときには複数の視点が求められます。 今回は「価格」に焦点を絞って解説します。 まず、大きく分けて、電子薬歴の種類はオンプレミス型とクラウド型があります。 最初は、どちらが自身の薬局に合っているかを考えましょう。 詳しくは下記を参考にしてください。 電子薬歴を選ぶなら~オンプレミス型とクラウド型の比較~ 比較的に安い電子薬歴 メディクス、モイネット、KUSUDAMA、Solamichiなど 比較的に高い電子薬歴 Musubi、Pharnes、DrugstarCereb2 EXなど こんな薬局におすすめ!電子 […]

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