電子薬歴変更ではここに注意!薬歴のデータはどうするの?
電子薬歴は、薬局業務において切っても切り離せないシステムです。 だからこそ、電子薬歴の変更が必要になった際は、しっかり考えて行いたいですよね。 では、実際に電子薬歴を変更するとき、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。 今回は電子薬歴を変更するときの注意点について解説します。 薬歴データ保存の決まり まず一番重要なのが「薬歴データの保存」です。 薬歴の保存について、法律上、次のことが決められています。 すべての記録が直ちに参照できるよう保存・管理 薬剤服用歴の記録は、同一患者についてのすべての記録が必要に応じ直ちに参照できるよう保存・管理すること。 3年間保存 最終の記入の日から起算して3年間保存すること。 「最低3年分はすぐに出せるようにしておいてね」ってことですね。 また、保存の際は、 真正性 誰が書いたか分かるようにミスなく記載すること。 見読性 診療等の際、すぐに目で確認出来る状態にしておくこと。 保存性 法令で定められている期間、真正性、見読性を保っておくこと。 上記を確保することが同様に定められています。 これらの、法律で取り決められているところについては、特にきっちり […]