レセコンと電子薬歴はセット?分離型?それぞれのメリット・デメリット
調剤薬局で働く皆さんは、普段使っている電子薬歴がどこのメーカーのものか知っていますか。 有名なところでいけば、EMシステムズの「Recepty NEXT」やPHCの「Pharnes」シリーズあたりでしょうか。 日立の「Pharma-SEED」を使っている薬局も多いかと思います。 上記の電子薬歴はいわゆる「一体型」「オンプレミス型」と呼ばれるものです。 当然、レセコンと電子薬歴を同じメーカーでそろえて使っていますよね。 しかし、最近は、薬歴専門メーカーが出す「分離型」「クラウド型」の電子薬歴が多数出てきています。 実際にレセコンと電子薬歴を別メーカーにしているという薬局の存在を、皆さんも耳にされているのではないでしょうか。 単純に考えると、同じメーカーでそろえた方がサポートも受けやすいし費用も安く済むと思いますよね。 ですが、なぜ、レセコンと電子薬歴を別々のメーカーにするのでしょう。 今回はレセコンと電子薬歴を別のメーカーにするメリット・デメリットを解説します。 一体型(オンプレミス型)メーカーの特徴 一体型メーカーでは、電子薬歴よりレセコンが主な製品です。 そのため、基本的にレセコンと […]